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2009年06月02日

登山レポート「大門山~赤摩木古山~見越山~奈良岳」


日時:平成21年5月30日(土)6:45~16:05
山名:大門山(だいもんさん)~赤摩木古山(あかまっこやま)~見越山~奈良岳(南砺市、金沢市)
標高:1644m(奈良岳)
天候:曇りのち雨
気温:(金沢)最高23℃  最低16℃

行 程  総行程 約13km
(上り)ブナオ峠(標高1000m)6:45~7:55分岐点(標高1500m)7:55~8:10大門山(標高1571m)8:15~
    8:35分岐点8:35~9:05赤摩木古山(標高1501m)9:15~10:45見越山(1621m)10:50~
    11:45奈良岳(標高1644m)
(下り)奈良岳12:30~13:05 見越山 13:05~ 14:50 赤摩木古山 15:00 ~ 15:25 分岐点 15:25~16:05ブナオ峠
出会った登山者 10人くらい

↓見越山から大笠山方面を眺める。
登山レポート「大門山~赤摩木古山~見越山~奈良岳」
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今回はほぼヤブかきと、雨対策の必要性と残雪の難しさを学んだ山行で、
疲れの割りには、眺望はほとんどありませんでした(残念)


○出発
朝4:30に起床。天気予報を見ると「晴れマーク」がある!
先日から週末は天候が悪いとなっていたので、正直諦めムードでは
あったのですが、時間的に「晴れマーク」があるのを見て出発を決意

一路、五箇山へ向かう。
この山は富山県南砺市と金沢市の県境にある山にも関わらず、
金沢側からは登山道がない山です。
一応、白山国立公園の北端にはなっているみたいです。
登山レポート「大門山~赤摩木古山~見越山~奈良岳」

登山レポート「大門山~赤摩木古山~見越山~奈良岳」

登山レポート「大門山~赤摩木古山~見越山~奈良岳」 

○登山道に到着
6:30ごろに登山道に到着。
駐車場には7~8台の車が・・。しかも名古屋ナンバーや神戸ナンバーまである。
車の駐車してある横には天幕を張って、野宿した人もいる・・・。
この時間ですでにこれだけの車があるというのはもしかして大笠山(奈良岳のさらに先)
まで行くのか?の推察しながら、準備を進める。
大門山は日本三百名山の一つでもあるので、知名度があるのかもしれません。


登山レポート「大門山~赤摩木古山~見越山~奈良岳」

登山レポート「大門山~赤摩木古山~見越山~奈良岳」

○出発~分岐点
若干曇り空ではあるものの、日も所々差込み、このまま天候が持つことを期待して
登り始める。勾配がキツイところも所々あるものの大門山と赤摩木古山の分岐点
に到着。

登山レポート「大門山~赤摩木古山~見越山~奈良岳」

○大門山
分岐点でしばらく休憩後、一路大門山へ。豪雪地帯ということもあり?頂上付近には
予想以上に残雪がある。
頂上からは雲が所々あり、視界が開けない・・・・。(残念)
本来であれば、金沢市内を見渡せるみたいなのですが、まったくみれません(涙)
気を取り直して赤摩木古山に向かう
登山レポート「大門山~赤摩木古山~見越山~奈良岳」

○赤摩木古山
分岐点から約30分ほどで到着。高低差もなく残雪に戸惑いながら到着。
分岐点から赤摩木古山およびそれ以降の山行はほとんどヤブかきしなければ進めない
状況でした。シーズンはじめということもあり、登山者がまだ入ってないからかもしれません
が、ほとんど人の手で保全された形跡はありません。
奈良岳まで場違いな丸太の階段も結構ありましたが、結構流れてしまっています。

↓この写真は復路の写真です。(雨が降る寸前です。)
登山レポート「大門山~赤摩木古山~見越山~奈良岳」
と、いう感じで赤摩木古山に到着しましたが、ここでも視界は悪い・・・・。天候も
すこしずつ悪くなる感じ・・。ここで、中年の夫婦が到着。

旦那さん「どちらまで?」
私「奈良岳まで行こうかと」
旦那さん「私たちも同じです」


と、雑談を交わしたあと、私は一足先に見越山に向かう。

見越山へは高低差が激しく、稜線歩きとは程遠い感じで、もう一度登りなおす感覚。

赤摩木古山から下り始めると、雨が・・・・。
やっぱり来たか・・・・。と半分仕方ない感じで、レインウェアに着替える。

レインウェアに着替えて、しばらく歩くと、後ろで聞こえていた中年夫婦の熊除け鈴の
音が聞こえなくなる。(おそらく引き返したみたい・・・。)

雨はしばらく歩くとあがり、見越山を目指す。

○見越山
見越山頂上の手前は、足場が崩れ、勾配もきつく、よじ登る感じ・・・
登山レポート「大門山~赤摩木古山~見越山~奈良岳」

○奈良岳
見越山から奈良岳まではそれほど高低差はないものの、残雪が多く残り
所々、登山道が埋もれています。もともと登山道自体がヤブだらけなので
残雪を抜けたあとに登山道を見つけるが一苦労。
 登山客が多い山なら、枝に目印の布があるのだが、この登山道には
ほとんどない。
 登山道を見失ったら大変なことになるので、雪に足跡を意識して残しな
がら歩く。

登山レポート「大門山~赤摩木古山~見越山~奈良岳」
 ようやく奈良岳に到着。頂上にはだれもおらず・・・・??

 分岐点から奈良岳で会った登山者は中年夫婦二人だけだったのに、
昼時にも関わらず奈良岳では一人も居ないというのはびっくり。

 ここで昼食をいただく。
登山レポート「大門山~赤摩木古山~見越山~奈良岳」

 今回は泡の出る飲み物を持参。(下山した時は完全に酔いが醒めてます。)

 食事が終わると、タイミングよく雨が降り出す。急いでレインウェアを来て
 帰路へ。ただ、この山行は来た道を帰るのですが、高低差の激しく、単純に
 下るだけの帰路と違って、キビしい感じ。しかも遠くでは雷鳴が・・・。

○帰路
 帰路は条件的には最悪でした・・。
 雷鳴は鳴り響くし、視界はまったく無いし、雨で道は悪いし、高低差もあるし・・・。
 ただ、ここで焦ってもよろしくないので、ラジオを流しながら、トボトボと歩く。
 視界は開けないけど、花にも目をやりながら、マイペースで歩く。

 
 ようやく赤摩木古山に着いたころに、雨脚が急に強くなる。感覚的には土砂降りの
一歩手前な感じ。雷鳴が鳴り響いていたから、夕立的な感じ?

 さすがにこの雨脚ではいくら靴・レインウェアがゴア・テックスでもダメですね(笑)
 汗か雨かわからない感じで、体中びっしょりな感じ。

 分岐点からブナオ峠に下る途中に4人の登山客が下山中でした。

 ブナオ峠に到着すると、朝止まっていた車が殆どおらず・・・。
 この車の持ち主はいったいドコに登っていたのか??????不明。

○まとめ
今回の山行は環境的には悪条件でしたが、いろいろ勉強になりました。

○出会った花
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Posted by はるなパパ at 21:48│Comments(2)山歩き
この記事へのコメント
雨中の山行、おつかれさまでした。
これぐらい気持ちよく濡れネズミ状態になると、”もうどーでもいーやー!”みたいな気分になりませんか?

ブナオ峠からの山歩きは10年以上前に登ったきりです。
西赤尾のゲートから延々雪上歩きをした辛い記憶が・・・、


この山域を金沢市側から登るのはフツーは無理かと、
犀川源流部より見越山周辺の稜線は見渡すことが可能で登れそうな気はするのですが・・・、

やっぱり並みの技術では難しいんでしょうね~、


他の登山者に出会わなかったのは、猿ヶ山の方に向かって行ったのかと思いますよ。
奥三方や大笠方面に向かったのであれば車の回収はもうちょっと時間が必要だと思います。

人に出会わなくても車はデポしているはずですから。
Posted by まなとゆうのパパ at 2009年06月03日 01:59
こんにちは>まなとゆうのパパさん

コメントありがとうございます。

西赤尾からブナオ峠まではナビ上は10kmくらいありましたら
それを冬歩くとなると大変ですね。

大門山から金沢市街が眺めれなかったのはすごく残念です。

あの人たちが登ったのは猿ケ山なのですね~。大門山とかの
ほうがメジャーなのかと思い込んでしまいました。機会があれば
チャレンジしてみます。

いつかは大笠山もチャレンジしてみたいなぁ・・
Posted by はるなパパはるなパパ at 2009年06月03日 19:48
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